【水産加工員が解説】魚のサブスクの選ぶときのポイント3つ!初めてでも失敗しない

【水産加工員が解説】魚のサブスクの選ぶときのポイント3つ!初めてでも失敗しない
  • いろいろ種類があって難しい
  • どのサービスを選んでいいのか分からない
  • せっかくの通販だから失敗したくない

魚のサブスクとは、魚の下処理や味付け調理をしてくれて毎月届けてくれるサービスになります。

ネットを見ても多くの会社が魚のサブスクを始めています。その中から自分に合った魚のサブスクを見つけるのは難しいです。

ももち
ももち

私は2018年から水産加工員として働いていて、6種類の魚のサブスクを利用してきました。

この記事では、魚のサブスクを上手に選べるコツを3つのポイントで解説します。

この記事を読めば、初めて利用される方でも満足度の高い魚のサブスクに出会えます。

魚のサブスクを選び方3つのポイント

  1. 食べたい種類を決めよう
  2. 家族構成や食べる頻度を確認しよう
  3. 予算を決めよう
この記事を書いた人

ももち(@M_Sea_Food)」と言います。

  • 2018年から水産加工員として働く
  • 1日で真イワシ5トン処理した経験あり
  • 6社の魚のサブスクを使ったことがある
  • 食品衛生責任者の資格持ち

⇒プロフィールはコチラ。

【ポイント①】食べたい種類を決める

魚のサブスクには3種類のタイプがあります。

  • 下処理済み
  • 調理済み
  • お刺身

3種類のタイプから、自分がどれを食べたい(求めている)かによって決めましょう。

1種類ずつ説明すると次のとおりです。

下処理済み

下処理済みタイプは、魚の頭や内臓、腹骨など取り除いて、三枚おろしや切り身などに加工してからお届けしてくれます。

味付けから仕上げの調理まで、自分でやらなければいけないデメリットがあります。

しかしメリットは味付けは自分でやるため、味の濃さを自分の好きなように調整できることです。

面倒な下処理がないだけでなく、唐揚げやムニエルといったお好みで料理できるのも、自分で料理したい人からするとお得です

調理済み

調理済みタイプは、すでに加工して調味料で味付けがされている状態になります。

分かりにくい方に例を用意しておきました。次のような商品が調理済みタイプと言えます。

  • 冷凍された鯖の生姜煮を湯せんで温めるだけ。
  • 冷凍状態の鯵の開き干しをグリルで焼くだけ。
  • 唐揚げ粉がついてる魚を揚げるだけ。

「湯せんだけ、焼くだけ、揚げるだけ、レンジで温めるだけ」といった、たったひと手間加えるだけで作れるのが調理済みタイプです。

中には「流水解凍してそのまま食べる」といった魚料理もあります。

調理済みタイプは、料理時間をグッと短縮できるので「共働き夫婦」や「料理が苦手な人」にオススメになります。

お刺身

お刺身タイプは、包丁は使わず解凍してお皿にのせるだけで、刺身として食べれます。

刺身として食べるだけでなく、カルパッチョに使ったりとアレンジもできるのが魅力的。

刺身状なので骨がなく子供も食べやすいといった安心安全な食材となっています。

普段の食事をガラッと変えたい!普段の食卓を贅沢にしたい!といった願望をかなえてくれるのがお刺身タイプになります。

【ポイント②】家族構成や食べる頻度を確認しよう

家族構成や食べる頻度によって注文する量が変わるので、あらかじめ確認しておきましょう。

住んでいる家族が多ければ多いほど必要な量は増えます。

「4人家族なのに1人前分のみ購入してしまった」といった失敗がないよう十分注意しましょう。

魚のサブスクはサービスによって内容量が異なる!

サブスクによって内容量が異なるため、次のようなことを確認しておきましょう。

  • 「送られてくる商品は何品入っているのか」
  • 「1品あたり何人前の量なのか」
  • 「何人前まで注文できるのか」

内容量については公式サイトで簡単に確認することができます。

【ポイント③】予算を決めておこう

最後は1番重要となる予算を決めておきましょう。予算を決めずに買いすぎると家計を圧迫してしまいます。

15社以上の魚のサブスクを見てきた経験だと、安くても約4000円から購入することができます。

いきなりサブスクを始めるのが怖いなと思う人は、「お試し販売」から初めて見るのもおすすめです。

クーポンで安くなっているときが狙い目!

1,000円以上安くなるときもあるので初回料金3,000円で定期購入できるサービスがあります。

≫3,000円くらいで買える定期購入はコチラになります。

値段が高ければ魚がおいしいとは限らない

魚のサブスクでは、値段が高ければ高いほど「おいしい魚」とは限りません。

・魚の高騰化
・賃金のコストアップ
・調理してくれている
・配送料が含まれている
・大量生産できない

魚の漁獲量の減少や賃金の上昇などによって、高騰化が進んできているのが最も大きな原因です。

「値段が高い=おいしい」ということではないので注意しましょう。

おいしい魚の通販は、製造方法にこだわりを持っています。

購入の際は見た目だけでなく、製造方法も気にしてみてください。

【魚のサブスク】目的やライフスタイルから選ぶ

魚のサブスクを選ぶときのポイントを3つ解説しました。

実は魚のサブスクだけでも15社以上あり、1つ1つサイトを覗くのは手間がかかってしまいます。

そこで水産加工員の私がおすすめのサブスクを紹介!

上記の記事以外にも「目的」や「ライフスタイル」によって探せるように分けました。

目的で探す

目的別で探せるようにまとめました。

ももち
ももち

魚のサブスクを使う理由は何だろう?

※随時更新中。記事を書き次第追加していきます。

魚のサブスクのよくある疑問

魚のサブスクを購入する際に思いうかぶ疑問をまとめました。

一般で売られている魚と何が違うの?

一般で販売されているスーパーの水産加工品と魚のサブスクとの違いは「鮮度」です。

通常の水産加工品の流通システム

  1. 漁師(生産者)
  2. 水揚げ
  3. 卸(荷受け)
  4. 地方卸売市場
  5. せり・入札
  6. 仲買人(加工業者)◀︎ココで加工
  7. 出荷
  8. 卸(荷受け)
  9. 中央卸売市場
  10. せり・入札
  11. 卸売業者・仲卸業者
  12. 出荷
  13. 飲食店・量販店・小売店
  14. 消費者

通常の流通システムの場合、複雑な流通経路をたどって食卓に並びます。

魚のサブスクの流通システム

  1. 漁師(生産者)
  2. 水揚げ
  3. 卸(荷受け)
  4. 地方卸売市場
  5. せり・入札
  6. 仲買人(加工業者)◀︎ココで加工
  7. 消費者

魚のサブスクの流通システムは、水揚げ後に加工業者が購入、そして加工してから消費者に販売。

水揚げからお届けまで時間がかからないので、魚の鮮度は通常の流通システムよりも良くなります。

いきなり定期購入しても安心?

通販には単品購入と定期購入(サブスク)があります。

  • 単品購入・・・アプリを見てその都度購入できる
  • 定期購入・・・決まった日にちに定期的に届けてくれる

単品購入か定期購入かで選べるサービスが変わってくるため、どちらか選ぶ必要があります。

時間節約したい人や買い物が苦手な人は定期購入をおすすめ!

単品購入は買いたいときに購入できるというメリットがあります。

しかし広告やスマホでカタログを見ていて、「気がつけばこんな時間」なんてことが起こります。

定期購入の場合は次のようなメリットがあります。

定期購入のメリット

  • 買い忘れの心配がない
  • 注文する手間が省ける
  • 単品購入に比べると割安になることも
  • 普段自分では買わない商品が届く

一度購入してしまえば定期的に届くのでカタログを見る必要がありません。

サービスによっては単品購入よりもお得に購入できるのも大きなメリットです。

子育てや仕事で忙しい共働き夫婦にとって時間はとても大切。そんな家庭は時間を節約できる定期購入を選びましょう。

≫「単品購入と定期購入の違い」について詳しくまとめた記事はコチラになります。

いきなり定期購入は嫌!

定期購入は多くのメリットがありますが、いきなり定期購入を選ぶのは気がひけます。

その理由は「途中で解約するとキャンセル料が発生するのでは?」という疑問があるからです。

定期購入は自分に合わないと感じたら途中でも解約は無料でできます。

また次回のお届けをお休みできる機能「スキップ機能」もあるので、「魚料理が余って今月は魚いらない」ってときでも料金不要でお休みすることができます。

再登録にも再登録料はかかりません。

≫「定期購入のメリット」について詳しくまとめた記事はコチラになります。

定期購入で食べきれない場合はどうすればいいですか?

定期購入の場合、届いた魚をすべて食べきれないときにはスキップ機能を使ってください。

スキップ機能とは
次回のお届けをお休みすることができます。お問い合わせか電話にて対応してくれます。
商品の発送○○日までに連絡する必要があるので、サイト等で確認しておきましょう。

定期購入すべてのサービスにスキップがあります。追加料金など発生しないので安心してご利用ください。

定期購入は解約に料金は発生しますか?

定期購入すべてのサービスが解約無料となっています。

商品の発送○○日までに連絡する必要があるので、サイト等で確認しておきましょう。

また解約後の再入会も手数料はいりません。

魚のサブスクを選ぶときは無理をしないこと

ここまで魚のサブスクの選び方を3つのポイントで解説してきました。

魚のサブスクを選び方3つのポイント

  1. 食べたい種類を決めよう
  2. 家族構成や食べる頻度を確認しよう
  3. 予算を決めよう

この中でとくに大事なのは「予算」になります。

各ご家庭によってどこまで金額をだせるのか違います。

自分だけで決めるのではなく、夫婦や家族で相談して決めるのも失敗しない選び方の1つです。

おいしい魚料理で食卓が笑顔に包まれるのを想像して、処理済み魚の通販選びを楽しんでください。

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